{美しい十代}は間違いなく戦後生まれの世代に青春歌をなげかけた。Am-non世代なら誰もが必ず「寒い朝・高校三年生」などといっしょに歌った。<br />アメリカポピラーソング「ワン・ボーイ」「恋の売り込み」などが全盛の時代でもあった。そんな中で登場してきたのが、西郷輝彦・舟木一夫・そして、三田明だった。時代の価値観が異なれば<br />「ズラ・鬘」がよく似合ったから活躍の場はひろくあったはず。<br />美しい十代 昭和45年 日本レコード大賞最優秀新人賞<br />作詞 宮川哲夫・作曲 吉田正<br />唄 三田 明<br /><br />白い野ばらを 捧げる僕に <br />君の瞳が あかるく笑う <br />いつもこころに 二人の胸に<br /> 夢を飾ろう きれいな夢を <br />美しい十代 あゝ十代<br /> 抱いて生きよう 幸福の花<br /><br />昨日習った ノートを君に<br /> 貸してあげよう やさしい君に<br /> つらい日もある 泣きたいことも <br />あるさそれでも 励ましあって <br />美しい十代 あゝ十代 <br />抱いて生きよう 幸福の花<br /><br />遅くなるから さよならしよう<br /> 話しあったら つきない二人 <br />明日またね」と 手を振りあえば<br />丘の木立に 夕陽が紅い<br /> 美しい十代 あゝ十代 <br />抱いて生きよう 幸福の花
